2015年1月25日日曜日

「舟を編む」第73回赤レンガ読書会開催レポート

1月24日(土)の赤レンガ読書会は谷中満天ドーナツ2Fで行われました。

日暮里の谷中銀座商店街の満天ドーナツさんの、パンダさんとやさしい店長さんです。

いつもお世話になります!

谷中満天ドーナツ、店長さんとパンダさん

課題本は「舟を編む」三浦 しをん(著)です。

出版社が新しく刊行する辞書の辞書編集部の個性的な人たちの物語です。
辞書というものを改めて認識しました。

登場人物の個性や、好みなど、楽しい読書会となりました。

今回は初参加の方が多く、参加された理由として、「ネット検索では、アットホームな感じでしたので、思い切って申込しました。」という意見を多くいただきました。

皆様、ありがとうございます。

赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ 2015/01/24-1

赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ 2015/01/24-2

赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ 2015/01/24-3

赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ 2015/01/24-4


2014年11月29日土曜日

「マイ・アントニーア」第71回 赤レンガ読書会、開催レポート

11/29(土)の赤レンガ読書会は谷中満天ドーナツ2Fで行われました。

午前中は電車が遅れるほどの雨でしたが、読書会が始まる頃には止み、谷中銀座は普段通りのにぎわいを見せていました。
11月も末ということで、谷中満天ドーナツさんの店内には可愛らしいクリスマスツリーが!




今回の課題本は『マイ・アントニーア』著:ウィラ・ギャザーでした。

開拓期のアメリカ、ネブラスカで育った二人の物語を読んで、個性あふれる登場人物たちの性格や、美しい自然描写に話題が弾みました。

大人になった二人の関係の描かれ方はどうなのか?
時折はさまれる挿話の意味は?
幸福とは?
この本が日本であまり一般的に読まれる本にならなかった理由は?
等々、様々な意見が飛び交い話し合われる、活発な読書会となりました。
皆様、どうもありがとうございました!


第71回赤レンガ読書会

第71回赤レンガ読書会

『マイ・アントニーア』著:ウィラ・ギャザー

2014年10月31日金曜日

『マイ・アントニーア』11月29日(土)「赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ」のお知らせ!

第71回赤レンガ読書会は、11月29日(土)谷中銀座商店街の谷中満天ドーナツ2階カフェで開催されます。

課題本は、『マイ・アントニーア』みすず書房 著:ウィラ・ギャザー 訳:佐藤宏子

マイ・アントニーア

女性初のピュリツァー賞受賞作家で、20世紀のアメリカ文学を代表する作家の一人であるウィラ・ギャザー。
『マイ・アントニーア』は、そのウィラ・ギャザーの代表作です。
舞台は19世紀。西部開拓期のアメリカ、ネブラスカです。

主人公である幼いジムは両親を亡くし、遠く離れたネブラスカに住む祖父母のもとで生活する事になります。長い列車に揺られ、馬車に揺られるその旅路にはボヘミアから流れてきたシメルダ一家も一緒でした。シメルダ家の娘であるアントニーアは〝特別な〟力、そして魅力を持った少女。ジムは美しいアントニーアと出会い、ネブラスカの雄大な自然に抱かれながら様々な事を経験し、成長していきます。

瑞々しい人物描写の魅力もさることながら登場人物を包む動植物、その自然描写の美しさに何よりも息をのみます。美しく、厳しく、謎めいて、しかし親密な平原のなかでジムとアントニーアは活き活きと大人になっていきます。

西部開拓期も、ネブラスカも、アメリカも直にしらない日本の我々が読んでも、その情景に懐かしさを覚えるのはなぜでしょうか。
発表されたからもうすぐ100年にもなるウィラ・ギャザーの『マイ・アントニーア』は国境や時代を越えた原風景を我々に思い出させてくれるのかも知れません。
また、佐藤宏子さんによる新訳版は現代の私たちにとっても読みやすく、マイ・アントニーアへの愛を滲ませて、作品の魅力を鮮明に伝えてくれています。

美しい自然や、その中で懸命に生きる人々の移ろいを一緒に感じてみませんか?


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第71回 赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ 
課題本:「マイ・アントニーア」 
著 者:ウィラ・ギャザー 訳:佐藤宏子
開催日:2014年11月29日(土) 時間:14:30~17:00
会  場:谷中満天ドーナツ2Fカフェ


会場アクセス:
東京メトロ千代田線/千駄木駅から徒歩約5分
JR山手線・京浜東北線・常磐線/日暮里駅から徒歩約7分