課題本は、『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス:小尾芙佐訳
ほぼ50年前にアメリカで出版された『アルジャーノンに花束を』は今日でも多くの人に親しまれ、読まれています。それは何故なのでしょうか?
この本にはどのような魅力があるのでしょうか?
SF小説、青春小説、恋愛小説、哲学書……『アルジャーノンに花束を』には人によって、そして読む時期によって様々な捉え方があると思います。はじめての人も、もう一度の人も、この機会に手に取ってみませんか?
心優しいチャーリー・ゴードンは32歳にして幼児並みの知能しか持つことが出来なかった。教えられてもすぐに忘れてしまい、相手の話す言葉の意味さえよくわからないチャーリーは思う。賢くなれば周りにいるたくさんの頭のいい友達の会話に混ざる事が出来るのに。そうっすれば自分をもっと好きになってもらえるのに……
そんな想いを胸に一生懸命勉強をするチャーリーに、ある日転機が訪れる。
大学の先生達が画期的な発明によって可能になった、頭が良くなる手術をしてくれるというのだ。
チャーリーは手術を受け、同じ手術を受けた白ネズミのアルジャーノンと競争するように学習を行う。
みるみるうちに天才へと成長してゆくチャーリー。
天才への道程と結果によってチャーリーは何を見たのか。なぜチャーリーは智を渇望するのか。智を手に入れたことによって彼は何を知り、どんな変化が現れるのか。そして、言葉を手に入れるとはどういう事なのか。
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会場の谷中満天ドーナツさん
第51回 赤レンガ読書会 in 谷中満天ドーナツ
課題本:「「アルジャーノンに花束を」
ダニエル キイス (著), Daniel Keyes (原著), 小尾 芙佐 (翻訳)
開催日:2013年12月07日(土) 時間:14:30~17:00
会場:谷中満天ドーナツ
会場アクセス:
東京メトロ千代田線/千駄木駅から徒歩約5分
JR山手線・京浜東北線・常磐線/日暮里駅から徒歩約7分
参加費:2,000円(当日現地にてお支払いください)
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